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ヒタスタイルコラム再録 39 観光祭のHANABI

 
日田 花火
この記事を書いている人 - WRITER -
・九州の盆地大分県日田市でstepscolorを営む。 ・1967年生れ。地元日田高校から埼玉県城西大学へ ・卒業後福岡にて宝石屋、レオタード屋さんを経て2003年帰郷 ・2010年より野外音楽イベント「ボンチサウンドフェノメノン」を企画 ・2013年から地元情報誌「ヒタスタイル」にてコラムを連載 ・2014年から音楽サイトにて記事を執筆 ・2017年「ステップスカラー」オープン ・2019年 地元テレビ局KCVにて「噂のマスターに会いに行く」コーナー担当日田のうまい飲み屋を紹介しています。
日田 花火

ヒタスタイルコラム再録 39 観光祭のHANABI 2017年5月号掲載

早くも5月です。

 

5月といえばこの街では鮎解禁、鮎解禁といえば川開き、川開きといえば観光祭。 観光祭といえば。。。

 

ハンギリ、パレード、ブラスバンド、花火、どんたく隊、テキヤ、水郷音頭、万国旗 などなど色々連想されますが、やっぱりHANABI でしょう。

 

小学生の頃親戚の家に行ったときに見たPLの花火大会。

 

学生の頃仲間と繰り出した隅田川花火大会。

 

社会人になってあの子と見上げた大濠公園花火大会。

 

どれも日田より花火の数は多い。

 

それにしては何か物足りなさを感じてた。

 

小学生の頃はその正体がわからなかった、なんとなく日田の方が迫力あるんじゃなかろうかと大阪に来た事でテンション上がってる母親を尻目に薄々思ってた。

 

隅田川でも「立ち止まらないでください」のアナウンスに都会の世知辛さを感じつつ花火の音の響きがイマイチだなと感じてたが、歩きながらの鑑賞に加え例のアナウンスが常に流れてる為の集中できてないが為のイマイチ感だと思ってた。

 

大濠公園もかなり近いところに陣取ったが、全身が痺れるような音響は得られなかた。

 

微かにビルに反響する音が心地よかった。

 

その時気付いた。

 

微かな反響に身体が反応した。 (このあたりプロフェッショナルの流儀的な感じで読んで頂ければ幸いです)

 

そうだ、この反響!

 

この何倍もの反響が盆地である日田の花火にはある事を!

 

四方を山で囲まれた盆地ならではの音の反響が花火の体験をよりフィジカルな物として捉えてた事を。

 

それからは確信を持って日田の花火は日本一、という事は世界一と胸を張って言ってる。

 

今もこの原稿を書きながらお腹にズシンとくる日田の花火の反響をお腹が思い出している。

 

今年も非常に楽しみにしている。

 

と言いつつ実は観光祭初日土曜日の午前中水神祭の前に上がる煙だけの花火の、澄んだ青空、準備が整い万国旗はためく街の上に響く期待感に満ちた乾いた音も大好きだ。

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Kiyo

・九州の盆地大分県日田市でstepscolorを営む。 ・1967年生れ。地元日田高校から埼玉県城西大学へ ・卒業後福岡にて宝石屋、レオタード屋さんを経て2003年帰郷 ・2010年より野外音楽イベント「ボンチサウンドフェノメノン」を企画 ・2013年から地元情報誌「ヒタスタイル」にてコラムを連載 ・2014年から音楽サイトにて記事を執筆 ・2017年「ステップスカラー」オープン ・2019年 地元テレビ局KCVにて「噂のマスターに会いに行く」コーナー担当日田のうまい飲み屋を紹介しています。
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・九州の盆地大分県日田市でstepscolorを営む。 ・1967年生れ。地元日田高校から埼玉県城西大学へ ・卒業後福岡にて宝石屋、レオタード屋さんを経て2003年帰郷 ・2010年より野外音楽イベント「ボンチサウンドフェノメノン」を企画 ・2013年から地元情報誌「ヒタスタイル」にてコラムを連載 ・2014年から音楽サイトにて記事を執筆 ・2017年「ステップスカラー」オープン ・2019年 地元テレビ局KCVにて「噂のマスターに会いに行く」コーナー担当日田のうまい飲み屋を紹介しています。