「旅する美容室」ドキュメント72時間

ドキュメント72時間

今回は移動美容室で72時間

いきなりだが今回は今年のナンバーワン回かも!毎年年末その年のに72時間ランキングがあるのだが、この回は年末かなりいいとこに行くだろう。

旅するというより訪問美容室と言った方が実質に近いだろう美容院。老人ホームや個人宅に出向いて髪の毛を切る。

それにしても前回の法律相談所の回とは違って皆さんよくしゃべってくれる。そういう施設にいらっしゃる方々は意地を張ってる方もいるが、やはり人恋しいのだろう。特に女性は若い美容師さンとの会話を楽しむことの方が散発や髪染めよりもプライオリティが高そう。

しかしいろいろな人生があるものだ、いきなり今の旦那さんのお父さんからお見合いを申し込まれた方や、ずっと奥さんに散髪してもらってた元捕鯨のお仕事の男性、元営業マンの男性は今でも清潔感を気にしていてかっこいい。今からでも手話を勉強したいというう女性。本当に色々だ、この市井の方々の人生を垣間見れるのが72時間のだいご味だろう。

個人的ハイライトは、少しわがままなお婆ちゃん。いや本人目の前にお婆ちゃんって言ったら怒られそうな女性。髪を切る前のインタビューでは、何となく気難しそうで、自分の事のインタビューにも話を逸らすほど。ところが、髪を切ったり染めてもらってる馴染みの美容師さん相手には別人のような表情でよくしゃべる、しゃべるどころか、詩吟まで吟じだす始末。そして昔の自分の事もしゃべりだす。女性のこういうところは年齢に関係なくかわいらしく感じてしまう。

テーマソングか流れるエピソードは自宅への訪問。バリバリに働いていた母が脳梗塞で倒れて車いす生活であまり外出もしないし、身だしなみにも気を使わなくなったので娘さんが依頼したとの事。この辺の母と娘な感じは男にはなかなか上手くできないところ。お母さんも、言葉が出にくいので家族以外の人にはあまり会いたくないそう。昔バリバリに働いただけに言葉の出ない自分が嫌なんだろう。それでも髪を奇麗にととのえると、表情も変わってくる。ここで、テーマソング。いい流れ。からの最後の個性的な髪形の女性の言葉「自己顕示欲ですかね」で締め。内容の濃い今回の72時間でした。

それにしても、美容室の方々若いのにみんないい笑顔で接客して、屈託がない。今の若いものは!なんていう言葉はもういらないくらいにいい若者たち写りました。

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Kiyo

・九州の盆地大分県日田市でダイニングバーSTEPSを営む。 ・1967年生れ。地元日田高校から埼玉県城西大学へ、卒業後福岡にて宝石屋、レオタード屋さんを経て2003年帰郷。 ・STEPSを営む傍、2010年より野外音楽イベント「ボンチサウンドフェノメノン」を企画運営。 ・2013年から地元情報誌「ヒタスタイル」にてコラムを連載中。 ・2014年から音楽サイトにて記事を執筆。 ・2017年「ステップスカラー」オープン