ヒタスタイルコラム再録 58 2018年12月号掲載 忘年号会
忘元号会⁉︎
早いもので今年も忘年会シーズン突入の12月ですね。
今年は平成最後の忘年会
つまり元号の最後で忘元号会と称して平成を振り返りながらの忘年会てな感じで盛り上がりそうですね。
このコラムも昭和中心のノスタルジーなお話ですが、気がつけば平成も30年。
珍しがられた平成生まれも今や社会の中核を担う寸前まで来ています。
平成ヒトケタはもう立派なノスタルジックな時代です。
彼らが生まれた平成元年には元祖歌姫美空ひばり、天才手塚治虫、経営の神様松下幸之助など昭和を代表する人物が死去し、田中角栄が引退、「オレたちひょうきん族」も放送終了。
世界的にもベルリンの壁が崩壊、イランのホメイニ師が死去、中国は民主化運動が弾圧される天安門事件が起きました。
話はそれますが壁が崩壊したドイツは統一され、指導者が亡くなったイランはその後混沌とした中、民主化の波がうねった中国だけは表向きその表情を変えずに30年経っているのが何とも言い難い。
今や10%になろうとしている消費税も平成元年生まれ。
翌年にはキリン一番搾りや、東京ウォーカー、スーパーファミコンなどが誕生しています。
この辺は今でも定番として続いています。
平成5年までにはソ連やユーゴスラビア、日本の55年体制が崩壊。
千代の富士、中島悟が引退。
尾崎豊、逸見さん、サザエさんの作者長谷川町子さんが死去。
こうやって平成初期を振り返っただけでも充分に懐かしさを感じます。
平成最後の年末、昭和の時には事前に昭和を振り返ることはできませんでした。
勿論それが当たり前のことでしたが今回は今生天皇の御意志で国民生活に混乱が起きないようにと生前退位をなされる中でこう言った恩恵にも預かれます。
その恩恵を楽しむためにも是非今年は忘元号会も同時開催の忘年会で世代を超えて皆んなで楽しい酒を酌み交わし、新しい年と新しい時代へと思いを馳せましょう。
少し早いですが皆さま良いお年を!
Kiyo
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