「秋田 いのちの温泉に集う人々」ドキュメント72時間

ドキュメント72時間

秋田のいのちの温泉こと玉川温泉、ここのは多くのがん患者が湯治に訪れるれるという。そこでの72時間。

温泉と言う事でお湯が張ってある大きなお風呂や、露天風呂を想像していたが、少々雰囲気が違う。温泉が出ている岩場などに自然と噴き出るラジウムなどの放射線が出ているスポットが点在しその上でゴザやバスタオルを引いてあったまる、露天の岩盤浴スタイル。

多くの方がガンをはじめとする病気を患っている、長年通ってる方もも多く顔見知りになっている。皆さん1週間くらい自炊をしながらの滞在が一般的だそう。

愛媛から18年以上通ってる方は2週間分の食材を持ち込んでいる、すごく明るい方だがぜんそくで入退院を繰り返しているという。初日に続き二日目も出会う、趣味の短歌を披露一句披露した後、もう一句というところでカット!もう一句ぐらい放送させてあげてもよかったんじゃない?それとも放送コード的な大人の問題かな。

病気を持ってない方も来て、なんだか申し訳なさそうだがお話を聞くと、数年前の旦那さんをガンで亡くしもしかしてあの時に連れてきてればって考える。

母親の介護の会社を辞めた50代男性、母として旦那さん子供二人を持ちながら当時に来る50代女性、66歳で同じ病気を戦う同級生グループ。

いろいろな年齢や境遇で病を患う、今の健康を当たり前のように享受している身としては、もう少し意識的に体と向き合わなければいけないと感じる。

そして、本当に死と向き合い、もがいただろう皆さんの言葉は本当にしみ込んでくる。言葉としては当たり前の言葉だが、表情や声のトーンなど経験したことのすべてが巡って出てくる言葉にはやはり力がある、今回は名言のオンパレード。

そして短歌が趣味の愛媛の方が帰り支度をしながらのインタビューでふと涙ぐむ、明るく振舞ってたその裏には死と地なり合わせだったと言う事が漏れてくるような一瞬、それでも再び笑顔で締めくくる。

最後に、車いすの胃がんを患う美容師さん独身で家族もいないけれども支えてくれる方がいる、その方の「出会いが人生変えます」の名言で〆!

なかなかの今回、年末のドキュメント72時間ベスト10上位に入る予感満々です。

 

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Kiyo

・九州の盆地大分県日田市でダイニングバーSTEPSを営む。 ・1967年生れ。地元日田高校から埼玉県城西大学へ、卒業後福岡にて宝石屋、レオタード屋さんを経て2003年帰郷。 ・STEPSを営む傍、2010年より野外音楽イベント「ボンチサウンドフェノメノン」を企画運営。 ・2013年から地元情報誌「ヒタスタイル」にてコラムを連載中。 ・2014年から音楽サイトにて記事を執筆。 ・2017年「ステップスカラー」オープン