ヒタスタイルコラム再録 2 昭和のノスタルジー ザベスト10
テレビの中の昭和は輝いてた ヒタスタイルコラム 2014年4月号
「ザ・ベストテン」が始まったのは小学校高学年の時。
土曜夜8時の「全員集合」ではカトちゃんのお色気ギャグに顔をしかめていた母親や婆ちゃんも木曜夜9時の ベストテンでは、たまにランクインする演歌勢の歌を口ずさんだり、沢田研二を見ては「この人昔GSのタイガースやったつばい」とか「あらっ益々お父さんに似てきたね~」と3曲同時ベストテン入りした寺尾聰に何故か親類目線を送ったりしてた。
しかし キヨシローとキョージュがキスした時は、カトちゃんお色気ギャグと同じリアクションだったりした。
弟と一緒にカセットデッキを茶の間に持ち込み、私語・台所仕事禁止を家族に申し渡して、録音を試みるも久米宏のしゃべりすぎや、酔っ払っての父親帰還などで邪魔が入りうまく録音できなかったり………
そんなこんなありながらも、家族で楽しんで観てた。
あれから四半世紀が過ぎた。
今のヒットチャートはどうなんだろう。
家族が1時間楽しく過ごせるコンテンツが揃った番組はテレビに中にあるのかな?
ヒタスタイルコラム再録(連載前夜編+第1回マッチの話)
ページを増やしたい
ある晩、イベントの告知などでお世話になってるヒタスタイルの編集長が飲みに来てこうおしゃった。
そのためにはコンテンツを増やさなければとも。
いささか酔ってた私は
自分にできることがあれば何でも協力しますよ!
とほざいてた。
その少し前に実家で見つかった古いマッチコレクションをフェイスブックにあげていたのを編集長見てくれてて、懐かしい話で盛り上がった。
どのような話の流れでそうなったかは記憶にないが(酒のせい?年のせい?)
そのマッチなどの懐かしいもの文章なんか書いてみましょうか
なんて話になったのだろう。
酔った勢いとは怖いもので、実際にはコラムや小説いや日記さえも書かずにいたのに、漠然とした欲望で書くことを決めてしまった。
後日改めて連絡をいただきコラムを書くことになった。
それでも、まったく私の文章など読まずに判断くださった編集長の男気に答えなければと
何とか初回を書き終えた。
今読み返すと、肩に力の入った文章ですがまぁ読んでやってください。