ヒタスタイルコラム再録 73 2020年3月号掲載 「閏年とオリンピック」


閏年の年にはオリンピックがある!
と気がついたのはいつの頃からだろうか。
ボイコットで大騒ぎしてたモスクワ
金メダル確実と言われてた
瀬古利彦、山下康裕が涙ながらに
ボイコット回避を訴えるニュース映像がオリンピックの最初の記憶なのか
その頃はもちろん閏年なんか知らない。
人が空を飛んだ開会式のロサンゼルス
先の山下泰裕が痛めた足を引きずりながら
その足をあえて狙わないラシュワンを抑え込んだ時なのか。
ソウルで鈴木大地がいつまで経っても浮き上がってこないバサロ泳法で一世風靡した時なのか。
バルセロナでマイケルジョージやマジックジョンソンが夢をみせ
14年しか生きていない岩崎恭子が「今まで生きてきた中で一番幸せ」と語った時なのか。
アトランタで前園真聖、中田英寿らがマイアミの奇跡を起こした時なのか。
シドニーでヤワラちゃんが念願の金を取り
高橋尚子がサングラスを放り投げた時なのか。
シドニーは2000年なのでつい最近と思いきや
もう20年前早いものだ。
流石にこの頃にはオリンピックの年は閏年というのは認識していたはず。
とはいえ、閏年って何なんだろうという疑問がなんとなく解けたのがソウルからバルセロナくらいか。
なんでも太陽の周りを地球が一周するのに
約365日5時間48分45.168秒かかり
平年の365日で余った分を4年に一度閏年で調整するということで、
その周期がオリンピックと一緒って事だ。
数字に強い方だとお分かりだろうが、
4年に一回24時間1日増やしてもピッタリと数字が合わない。
そこで400年に3回閏年なのに平年同様の2月28日までの年があるという。
100で割り切れるが400では割り切れない年がそれに当たる。
計算上は2100年がそうでオリンピックがあるのに閏年ではない。
実際そこまでは生きてないだろうから、
2020の今年いろいろと厄介なニュースが多い昨今ではありますが
無事閏年の東京オリンピックを無事開催していただき見る方も楽しみたい。
Kiyo
最新記事 by Kiyo (全て見る)
- 進撃の巨人 2025春ショッパーバッグプレゼント企画 - 2025年3月13日
- ヒタスタイルコラム再録 73 2020年3月号掲載 「閏年とオリンピック」 - 2025年3月13日
- 今日のウイスキー 山崎12年 - 2025年3月8日
- 今日のウイスキーキルホーマン サナイグ - 2025年3月6日
- 今日のウイスキー 山崎2024エディション - 2025年3月5日