年賀状
早いもので今年も12月がやってきました。
毎年、毎年早くなってると言い訳しながら年賀状の準備が遅れていきます。
11月の中頃から届く、身内の不幸のため新年のご挨拶は控えさせていただきますのお葉書。
年々その数は増えていく傾向にあります。
それをチェックしながら
年賀状そろそろ準備しなければなぁと考えてつつ1年を締めくくる九州場所眺める
千秋楽になってもまだ年賀状には手をつけない。
紅白歌合戦の出場者が決まり
12月に入り福岡国際マラソンを見ながらもまだ手につかない
ダメな大人です。
しかし、小学生の頃なんかは冬休みという大きな時間があったせいか
休みに入ってから年賀状を書くパターンが主流でした。
冬休みに入る少し前に、クラスに自分の住所を書く紙が配られ、
それが住所録となって配布されます。
その頃に一度授業で年賀状の書き方を教わり、
宛名のところには同級生の名前の前に親の名前で「〇〇様方」と書くように指導される。
今でもあるんだろうか〇〇様方。
クラスに何人かは〇〇様方が親の名前では無い友達もいた、
大家さんだったり間借りしてたりと様々。
電話番号にも〇〇呼び出しと、
まだ電話がない家庭もちらほらあったが
昭和の時代それがイジメやイジリの対象になった記憶はない。
今は個人情報やなんやらで連絡網や住所録なんてものは無いらしいが
当時はそんな住所録を見て色々な家庭があるのを感じられ、
今必死で訴えてる多様性なんてことも自然に育まれてたような気がします。
冬休みに入り年賀状を書き出すと、
クラスの住所録に載ってない友達にも年賀状を書こうと思いたつ。
そんな時には電話帳が役に立った、
昔の電話帳には名前の後にカッコ書きでその家の商売が書かれていた、
(大工)とか(印刷)とか。
これが便利で親の名前が微妙でも、
だいたいの町の名前と職業でかなりの確率で絞り込まれた。
そして昔の子供は親の名前から一字取ったりするパターンも多く、
その漢字で見事住所が探し当てられたわけです。
住所がわかればもうこっちのもの、
裏には餅を食べすぎるなとか、
お年玉いくらもらったなど下らない事を書き綴っていきます。
最近は年賀状を書く方もだいぶん減ってるようで、
郵政省も嵐をCMに起用したり、
くじを充実させたりと頑張ってます。
また自宅でも印刷できたり便利になった反面、
裏書きに下らないメッセージを書く事もなくなりました。
令和最初の年賀状の来年あたりから一言くだらない事を書いてみようかな。
Kiyo
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