ヒタスタイルコラム再録 30 夏休み

ヒタスタイルコラム再録 30 夏休み
夏休み

ヒタスタイルコラム再録 30 夏休み 2016年8月号掲載

聞くところによると近年市内の小中学校の夏休みは1週間短くなり8月25日位が始業式らしい。もう高校野球が終わったらすぐ学校じゃないですか、宿題終わらないじゃないですか!

 

7月の終業式には忌々しい5段階の通信簿や夏の注意事項プリント、夏の友、置きっぱなしの体操服、ソロバン、習字セット、机の奥深く潜んでたカビパンを持ち帰る。

中には当時発売されてた学校机の中に収まる引き出しごと、駅弁売りみたいな格好で持って帰るものもいた。そうなるとランドセル背負ってる上に両手がふさがるので、夏休みが始まったテンションの子供達には格好の餌食。無防備なお尻にカンチョー!

 

祇園が終わり8月に入っても夏の友や宿題には手をつけずまだまだ1ヶ月もあると余裕をかます。低学年の頃は日記の天気だけでも書き込んだりしていたのだが、高学年になると8月31日の新聞に夏休み全部の天気が掲載されることを知ってそこもスルー。

お兄さんたちが頑張ってる高校野球を見てからのヤワボール野球に精を出す毎日。

原爆の日の登校日前におじいさんの戦争話を聞き宿題した気になる、学校では友達の宿題進捗状況を確認その進捗の低さの安心感を覚える。

お盆には他校の同世代の親戚の宿題進捗状況もチェック。ココでも安心感を得る。 お盆も高校野球も終わるとさすがに焦ってくる。カレンダーが25日を過ぎるともう泣きが入って、工作なんかは親を巻き込む 。

漢字宿題ではノートが湿る位の手汗が2Bの芯と相まって手を真っ黒にし、記憶を辿ってお盆の親戚同士の花火を無邪気を装って日記のハイライトにしたりと、ジリジリした暑さと焦りの中8月31日まで戦いは続いてた。

今は25日迄なので計画的にやってるんだろう、それでもあの追い込まれた1週間はその後の人生でもいい経験になった。 そうやってこのコラムも締め切りギリギリに入稿してる。

良い子の皆さん宿題は計画的に!

 

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Kiyo

・九州の盆地大分県日田市でstepscolorを営む。 ・1967年生れ。地元日田高校から埼玉県城西大学へ ・卒業後福岡にて宝石屋、レオタード屋さんを経て2003年帰郷 ・2010年より野外音楽イベント「ボンチサウンドフェノメノン」を企画 ・2013年から地元情報誌「ヒタスタイル」にてコラムを連載 ・2014年から音楽サイトにて記事を執筆 ・2017年「ステップスカラー」オープン ・2019年 地元テレビ局KCVにて「噂のマスターに会いに行く」コーナー担当日田のうまい飲み屋を紹介しています。