4月 2018月アーカイブ

味の柳原

味の柳原

こんにちは、日田市のバー ステップスカラーのkiyoです。今日は日田老舗、歴史ある大衆食堂「味の柳原」におじゃましました。

味の柳原は日田に二店舗

味の柳原

こちらは三本松町、日田の市民会館パトリア日田の裏手にございます。

味の柳原

昭和のたたずまい、懐かしの商品サンプルディスプレィも健在です。

味の柳原

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ぴんちょこ ローメン

ぴんちょこ ローメン

ヒタスタイルコラム再録 25 ぴんちょこ 2016年3月号掲載

ようやく春の兆しが見えはじめる3月。

 

今年の冬は暖かいと思いきや大雪が降ったりと寒暖の差が激しい冬で当然のようにインフルエンザも流行した。

 

今考えると、昔はよくあれでインフルエンザが移らなかったなぁ、いや、移ってたんだろう実際のところ。 今なら完全にアウト、市内全小学校で全面禁止あつかいであろう遊びがあった。

 

「ピンチョコ」 基本的には二人対戦型ゲーム。

ぱっちんを小型化したような絵柄と形で一円玉くらいの大きさのもの、これを机の端と端に置き、口で「ペッ!」とか「パッ!」とか発声しながら息でピンチョコを飛ばしながらお互い近ずいていく。

接近した後、テクニックを駆使し相手のピンチョコの上に自分のピンチョコを乗せれば勝ち。相手のピンチョコをいただけるというルール。

ローカルルールとしては相手に乗った時に裏表になってないと勝負はつかないってところもあった。

これは相手の上に乗りつつ相手のピンチョコを裏返すという高等テックニックが必要でなかなか勝負がつかなかった。

白熱してくるとお互いの顔が接近しながらの「ペッ!」「パッ!」の応酬になり間違いなくミクロ単位での体液のやりとりがあただろう。

潔癖化が進む今なら親や先生はもちろん子供自身も気持ち悪がる子もいるだろう。もちろん全面禁止扱い間違いなし。

しかしそこは昭和、ゆるくておおらかな時代。休み時間になると対戦者同士はもちろんギャラリーも含め数人で狭い机を取り囲んで白熱の勝負に熱中してた。負けが込んできて手持ちのピンチョコがなくなってしまえば、給食の時に取っておいた、最後の砦牛乳瓶の蓋で勝負を挑む。

しかし大きくて軽い牛乳瓶の蓋は圧倒的に弱かった。

そうなると帰りに駄菓子屋でなけなしのおこずかいで購入するしかない。

売られてる姿は、50枚位を、ちょうど硬貨の50枚入り棒と同じ感じ、ちょっとしたリッチ感を感じられた。

新品は淵にロウが塗ってあり、親指と人差し指で挟んで飛ばし距離で勝負なんてやってみたが「ペッ!」の方が圧倒的に楽しい遊び方だった。

ん!?もしかしてピンチョコ本来の遊び方はそっちだったんじゃなかろうか?

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天保

天保

こんばんは、日田市のバー ステップスカラーのkiyoです。今宵は隈に移転してきたお店「天保」におじゃましました。

以前はお寿司屋さんだった店舗を大幅改装した店舗、天保、てんぽ。。。。

店内は和風オブジェや花札壁など豪快かつ楽しめる内装。

天保

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とんかつ 庄山

とんかつ 庄山

こんにちは、日田のバー ステップスカラーのKiyoです。とんかつ 無性に食べたくなることありませんか?ありますよね。と言う事で前回おじゃまして美味しかった浮羽の庄山です。

日田から車で30分くらい、この辺はウナギ屋さんや、麻婆豆腐、パスタに、メキシコ料理と美味しいお店が多くあります。

ここ庄山は養豚場直営

とんかつ庄山

メニューにも豚の説明がのってあり勉強になります。

とんかつ庄山

エントランスは古民家風。床は砂、土そのままのむかしの土間風。店内も梁を使った懐かしいたたずまい。

とんかつ庄山メニュー

とんかつ庄山

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ドキュメント72時間

今回は成田空港滑走路が見える公園で72時間 滑走路近くの公園には様々な人々がやってくる。撮影初日は天気の良い休日を楽しむ家族連れ、写真を趣味にしている方、カップルおおむね幸せな感じが伝わる、大概の人が高揚感を抱いて飛行機…

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これだ ラーメン

これだ ラーメン

ヒタスタイルコラム再録 24 ハンドン 2016年2月号掲載

流行の胸キュンシュチエーション「壁ドン」ではない、もちろん大橋巨泉の「倍率ドン」でもないし、「欽ちゃんのどんとやってみよう」の略でもない。

 

あの頃の土曜日は休みではなくて、半ドンだった。

午前中のみの授業でお昼からはお休み。

お昼に帰ると家でご飯、土曜日の昼ごはんは何故かインスタラーメン「これだ」か「棒ラーメン」、ラーメンじやない時はメザシの干物に白ご飯。

今でもメザシを食べるとあの土曜日のお昼を思い出す時がある。

こうやって書いてみるとなんだか寂しい食事だが、当時は最高に楽しみだった。

給食もまだご飯が出ず、インスタラーメンも初めての味で新鮮だった。

「うまかっちゃん」以前は「これだ」「マルタイ屋台ラーメン」「出前一丁」「棒ラーメン」が4天王だった。

ラーメンを啜りながら、吉本新喜劇を見る、ワイドサタデーを見る、昼間からテレビを見れる幸せ、しかも圧倒的チャンネル権を持つ父親もいない。 お昼を食べ終わるともちろん遊びに行く、小学高学年になるとソロバンや習字に通ったりするのだが、遊び優先で 野球の人数が足りない時は平気でサボったりしてた。

 

それから夕方まではお腹が空くまで、腹いっぱい遊んだ。

缶蹴りなんかも隠れる範囲を大幅にろげ大規模にやったり、日ごろなかなか行けない校区外や、クワガタ取り、釣り、鉾付きにも出かけた。

親が探しに来るような事もしばしば。

それからの夕食も日曜日のそれとは違って 休みが終わってしまう寂しさも無ければ明日行けれん感も漂わない。

逆にテンションはあがる一方。

だって明日も休みだし、8時になればカトちゃんにも会えるのだから。

大人になり土曜日が休みになった花金の夜よりも、あの頃の半ドンの方が圧倒的にキラキラしていた。

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ドキュメント72時間
正月

正月

ヒタスタイルコラム再録23 お正月2016年1月号掲載

平成28年 新年あけましておめでとうございます。

新年といえば年賀状。ここ最近は出す人も、出す枚数も減って来てるという。

昭和の時代は2学期が終わる頃には、住所をみんなに書いてもらい冬休みにはいるとなんとか元旦に間に合わせようとせっせと書いた。

中には芋版や版画、小学高学年頃に発売されたプリントゴッコを使用するものもいた。

版画やプリントゴッコでも何かしら一言メッセージは書かれていた。

「モチ食べ過ぎるなよ!」「お年玉いくらもらった? 」など小学生らしく他愛の無いものが多い中「世界平和」などとスケールの大きい願いを書いてくる者もいた。

当時の世界は冷戦真っ只中、東vs西 社会主義vs資本主義の二曲対立での緊張感があったが、すっぽりと米の傘に入ってたこの国の子供たちは何処か遠い世界の話で、その平和は永遠に続くものだと思っていた。

そして未来では国の概念もなく地球が一つになり、皆んなが平和で平等な世界が来ると、若干この県の先生方の教えに準じたような 未来を想像していた。

テレビアニメや、SF映画、小学生向けの雑誌なども概ねそんな未来像だった。

世界は一つで敵は宇宙からやって来るものだと決まってた。

それから30年以上の月日が流れた。 もちろん宇宙からの敵もやって来ては無いが、「世界平和」もやって来てない。

やって来ないどころか、ますます遠ざかってさえいるようだ。冷戦時より複雑な対立軸、宗教、民族、貧困、エネルギー、格差。そしてテロ。

今年はオリンピックなどの国際的なイベントもある、新しい年に「世界平和」を祈らずにはいられない。30年以上前の年賀状より切実に、いつか祈らずにそれが日常になるその日まで。

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ドゥワンディー タイ料理

ドゥワンディー タイ料理

こんにちは、日田市のバーステップスカラーのkiyoです。本日はエスニック!本格的なタイ料理です。

福岡市薬院にあるタイ料理

その昔福岡に住んでいたころに、薬院のボンラパスの二階に美味しいタイ料理屋さんがあると聞いたことがる、なんでもタイ政府公認だという。

そんな10年以上の情報をもとに現地まで行くと、既にボンラパスは移転。そこには薬院パーキング。それでもグーグル先生に聞けば近所にタイ料理屋いくつかある。

もしかして、ボンラパスの二階にあったタイ料理屋さんがその辺でやってるのではないかとの期待をもって歩いていくと、こんな頼もしい看板たちが見えてきました。

ドゥワンディー

ドゥワンディー タイ料理

一通り看板でメニューを吟味し店内へ。

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クリスマス

クリスマス

ヒタスタイルコラム再録22 クリスマス2015年12月号掲載

早いものでもう12月。
12月といえばクリスマス、いろいろあるけどここは強引にクリスマス。

初めてクリスマスなるものを意識したのは 幼稚園くらいか。
靴下を枕元に置いて寝ると、朝その中にプレゼントが入ってる。しかも一緒に欲しいものリスト添付しておくと、かなりの確率でそれがプレゼントされるという夢のようなシステム。

小学生になると、サンタさんいる・いないで一度は友達ともめる。
うちはお菓子屋さんを営んでたせいか、かなりの確率で26日の朝 売れ残ったと思われる赤いフロッキーに金糸、銀糸でデコレートされたお菓子のいっぱい入った長靴が置いてあったので、割と早い段階で薄々いないんじゃないかなぁ〜と思ってた。それでもイル!と力説する同級生を完全には論破できなかった。

ケーキも家族で食べるって習慣が根付きだした頃で、TVでも酔っ払いのカトちゃんが、鼻付きだて眼鏡をズラしながらケーキ片手に家に帰って、由紀さおり演じる奥さんに怒られるコントをやってた。
うちは誰のチョイスか不明だが、アイスケーキでなぜかパッケージがダイヤモンドゲームになていて、それを家族でやるのが定番だった。

80年代に入ってくるとクリスマスの調子にのりっぷりも最高潮。
クリスマスツリーで世界的にも有名なロックフェラーセンターを日本の企業が買うという調子にのりっぷり。
一般の市民もバブルに乗せられ調子にのる。1年前から赤坂プリンスを予約、クリスマスでバカ高い料金設定のフレンチを食し、ティファニーの三連をプレゼントに用意する。それをイブと当日の二回では飽き足らず、イブイブまで予定を入れるツワモノもいた。相当調子に乗ってた。

調子が落ちてきてもクリスマスは続く。
時代も落ち着いてきて、家族や仲間で家パーティが主流だそうだ。
それでもあのキンと冷えた夜は なんともいい。
もう50回近く経験しているクリスマス、
ここ数年 やっぱりサンタクロースはいるんじゃないかと思えてきた。

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10/28