ヒタスタイルコラム再録 8 ピンクレディ2014年10月号
中学の頃、配達にやって来るヤクルトレディからコンサートのチケットをいただいたのが初のライブ参戦だった。場所はまだ一階席に机があった市民会館。
数年前には日本全国の小学生が振り付けを真似し、歌い踊ったアイドル。
初めて雑誌を切り抜き下敷きに挟んだのも、このアイドル。
ちょっぴりセクシーな衣装と振り付けで、思春期入り口手前の小学生になんだかモヤモヤしたものを感じさせてくれたのも、このアイドル。
一世を風靡したものがいずれ堕ちて行く事を知らしめてくれたのも、このアイドル。
そして数年後政令指定都市でも、県庁所在地でもないこの街に解散ツアーでやって来ると聞いた時には、思春期真っ只中の中学生の心に哀愁という感情を引き起こしてくれた。
かくしてストポットライトに照らされ大音響の中、往年のヒット曲を次々歌い踊るピンクレディ。
TVで聴くより格段に歌が上手い。各ソロのパートで歌ったミーのコールミーのカバーは今でも耳に焼き付いている。
バンドも、オリジナルよりも洋楽カバーの時の方が迫力があったように思えた。
最後にはピンクレディというよりもバンドとヴォーカリストのライブに圧倒された。やはり彼女らはプロだった。
あれから数十年、ライブイベントを企画する立場になった。
この街の一人でも多くの人達が、いい音楽いいライブに出逢えるよう願ってる。
その手助けにボンチサウンドフェノメノンがなってくれれば幸いだ。
数年前には日本全国の小学生が振り付けを真似し、歌い踊ったアイドル。
初めて雑誌を切り抜き下敷きに挟んだのも、このアイドル。
ちょっぴりセクシーな衣装と振り付けで、思春期入り口手前の小学生になんだかモヤモヤしたものを感じさせてくれたのも、このアイドル。
一世を風靡したものがいずれ堕ちて行く事を知らしめてくれたのも、このアイドル。
そして数年後政令指定都市でも、県庁所在地でもないこの街に解散ツアーでやって来ると聞いた時には、思春期真っ只中の中学生の心に哀愁という感情を引き起こしてくれた。
かくしてストポットライトに照らされ大音響の中、往年のヒット曲を次々歌い踊るピンクレディ。
TVで聴くより格段に歌が上手い。各ソロのパートで歌ったミーのコールミーのカバーは今でも耳に焼き付いている。
バンドも、オリジナルよりも洋楽カバーの時の方が迫力があったように思えた。
最後にはピンクレディというよりもバンドとヴォーカリストのライブに圧倒された。やはり彼女らはプロだった。
あれから数十年、ライブイベントを企画する立場になった。
この街の一人でも多くの人達が、いい音楽いいライブに出逢えるよう願ってる。
その手助けにボンチサウンドフェノメノンがなってくれれば幸いだ。
最初のアイドルピンクレディ コラム後記
厳密にいえばピンクレディ以前、キャンディーズや山口百恵や桜田淳子なんかもアイドルとして認識し歌ったり踊ったりしていた小学校3,4年。しかしその頃は同時に西城秀樹や郷ひろみの歌も同じようなノリで付き合ってた。
そう、ピンクレディこそが大人の入り口に立った小学生に本当の意味での女性アイドルとなった世代です。最初はあの振り付けや衣装のセクシーさが気にならずに見てたのだが、ある日友人がピンクレディのミーちゃんと一緒にフロ入る夢見た!と告白し。その夢から覚めたらチンチンが固くなっとったんよねーなんでやろ?病気かな?と言ったのを鮮明に思い出す。6年生まだ性教育や情報がいきわたってない時代のお話。
コラムにはここまで突っ込んで書けなかったがそういうう背景があったのだ。そして当時の芸能界のお決まりのようにだんだんと人気がなくなってきての解散、そして日田にやってきた。しかし歌はうまかったし、音楽が純粋にが好きなのだろうというのが伝わったライブだった。
今は音楽もがっつりビジネスになり儲ける、有名になる為の手段としての音楽が多い。まずは音楽好き歌好きの個性があってのビジネスだった昔と隔世の感がある。
それでも今も一生懸命音楽をやってる若者もたくさんいる、そこにもっと光が当たればうれしい。
こういうのも思わずポチってしまいそうです。
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Kiyo
・九州の盆地大分県日田市でstepscolorを営む。
・1967年生れ。地元日田高校から埼玉県城西大学へ
・卒業後福岡にて宝石屋、レオタード屋さんを経て2003年帰郷
・2010年より野外音楽イベント「ボンチサウンドフェノメノン」を企画
・2013年から地元情報誌「ヒタスタイル」にてコラムを連載
・2014年から音楽サイトにて記事を執筆
・2017年「ステップスカラー」オープン
・2019年 地元テレビ局KCVにて「噂のマスターに会いに行く」コーナー担当日田のうまい飲み屋を紹介しています。
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