今日のレコード カーティスメイフィールド「スーパーフライ」

今夜ステップスカラーで回しているのは、
カーティス・メイフィールドの代表作
『Super Fly(スーパーフライ)』
1972年公開の映画『Super Fly』のサウンドトラックとして制作されたこの作品は、
単なる映画音楽の枠を超え、
70年代ブラックミュージックを象徴する名盤として今も語り継がれています。
一聴すると、
軽やかでスムース、どこまでもクール。
しかし歌詞に耳を傾けると、
そこには貧困、ドラッグ、成功と堕落、
そして社会の矛盾が静かに、鋭く描かれています。
派手に叫ぶことはしない。
怒りをぶつけることもしない。
カーティスはあくまで冷静に、
ファルセット気味の優しい声で現実を語る。
その距離感こそが、このアルバムの最大の強さです。
「Pusherman」「Freddie’s Dead」、
そしてタイトル曲「Super Fly」。
どの曲も、グルーヴはメロウでありながら、
聴き終えたあとに確かな余韻を残します。
バーで流すと、
音楽が空気を支配するのではなく、
空間に自然と溶け込み、
会話と酒の温度を少しだけ上げてくれる。
そんな絶妙な存在感。
今夜は、
少しスモーキーなバーボンや、
コクのあるブレンデッドウイスキーと合わせて。
音楽も酒も、
「強さを誇示しない美学」を楽しむ夜を。
派手さではなく、深み。
即効性ではなく、持続する余韻。
それが、カーティス・メイフィールド『Super Fly』です。
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Kiyo
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