ヒタスタイルコラム再録 12 ウイスキーがお好きでしょ2015年2月号
朝ドラの影響か私のお店でもウイスキーを楽しむ方が増えている。ウイスキーそれは大人の男の代名詞だった。
昭和の頃にはお茶の間のガラス戸の中に、海外旅行のお土産で貰った外国産ウイスキー、御歳暮で貰った国産高級ウイスキーが鎮座して、ここぞというお客様の時に父がもったいぶって開けてた。
少し背伸びをしたい年頃になると、みんなでお金を出し合ってコーラと一緒に買ったのもウイスキー、銘柄は赤だの白だのが精一杯。
自分のお金で背伸びできる頃に綺麗なお姉さんのお店でキープするのもウイスキー。
男同士で飲むときも背伸びしてバーボンウイスキーを煽る、煽り続け自分好みの味がわかってくる。
そして背伸びの最高到達点、独りバーのカウンターデビュー戦。
もちろんウイスキー、シングルモルトのロック、丸く削られた氷が高そうなグラスにぶつかる音もオトナのアイテム。
もちろんデビュー戦では味もよくわからない、仕事がうまく行ったとき、うまくいかなかったとき、恋に破れたとき、恋を始めようとするとき、バーカウンターの場数を踏んでくると 味もだんだんわかってくる。
お正月も終わり、これから一段と寒くなるこの街の何処かのバーでウイスキーグラスを傾けてみてはいかがでしょう。
コラム後記 あれから2年まさか。
このコラムを書いてから2年。日田でステップスカラーというウイスキーをたくさん扱う店をやってるとは夢にも思わなかった。この頃からハイボールが人気が出て今や定番。朝ドラのウイスキー竹鶴は今や希少品で品薄状態。山崎、白州なんかもなかなか手に入らない。
それでもいろんな種類のウイスキーを飲む機会が増え改めてこのお酒の奥深さにびっくりしている最中。行きつくところにはキリはないかもしれないがいろんな種類のウイスキーを飲みたい欲求が当時より強くなってるのは確かだ。
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